8月22日の13時から、舎生4人でそれぞれが持ち寄った短編を朗読しあう、朗読会を実施しました。
今回は、参加者の二人が寮にいないのでzoomでのオンライン開催となりました。オンライン朗読会は、4月の『方丈記』以来2回目となります。
一人目の舎生はエドガー・アラン・ポーの「The Tell-Tale Heart」を朗読しました。4ページほどの短編ながら、リズム感のある文章で聞いていて気持ちがよいものでした。
二人目は夢野久作の詩集。夢野らしい発想で思わず背筋がぞっとするような感じがしました。
三人目は、坂口安吾『将棋の鬼』。私が将棋が好きなのでチョイスしました。
升田幸三と木村義雄の対比がよく表れた名エッセーだと感じました。
が、ほかの三人はよくわからなかったようです。将棋の歴史について知らないとわからないな…と反省しました。
最後は村上春樹『納屋を焼く』。私は村上をほぼ読んだことがないのですが、春樹好きの舎生が選びました。
8月読書会感想
5月のオンライン朗読会に続き2回目の開催になりました。
今回は、皆が当初持ち寄った作品がポーや夢野久作など夏らしい「ゾワっと」する短編が多かったので急遽選びなおしたのですがなかなか良かったと思います。